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ECサイト運営

ECサイト運営者のための楽天攻略

2019年4月25日

ECサイト運営者のためのECモール比較

自社ECサイトと一緒に、ECモールがさまざまあります。
これからEC担当者となる方や、ECでの売上をどうやって獲得したらいいのか悩んでいる方の少しでも助けになればと思い、このブログを記載しています。

今回は楽天についてモールの特徴と、効果があった施策などを紹介します。

Amazonについての記事はこちら

ECサイト運営者のためのAmazon攻略

rakuten(楽天)

昔のロゴは漢字の「楽天」でしたが、海外進出し始めた頃から「rakuten」という表記になりましたね。

Amazonのサービスに追いつけ追い越せで、非常に話題性に富んだECモールとなっているのが楽天です。

楽天の特徴

楽天の特徴は国内発のECとして圧倒的な会員数を誇る部分だと考えます。

その手法はメールによる細かな接客を中心としているので、メールマガジンの配信数も非常に多いです。

アマゾンプライムに対抗して、「あす楽」という注文翌日に商品が届くサービスなども展開し顧客満足度をあげようと努力しています。

一説には、三木谷さんは「きょうつく」というサービスを本気で導入を目指しているとか目指していたとか・・・。

楽天で勝ち残るには?

楽天で勝ち残るには、まずモール原資の企画に積極的に参加することをお勧めします。

楽天の販促

  • 楽天お買い物マラソン
  • 楽天スーパーSALE
  • 楽天イーグルス応援企画
  • FCバルセロナ応援企画
  • ヴィッセル神戸応援企画
  • ワンダフルデー
  • など・・・

上記以外にも様々な企画が、盛りだくさんで、お客さまを楽しませるモール作りはさすがだと思います。

また、楽天は楽天カードを皮切りに、独自ポイントを展開し、顧客の囲い込みを積極的に行なっています。
ネット通販だけでなく、ポイントがつくことで、結果的に楽天全体のリピーターとして顧客を育成しようとしています。

楽天でお客さまを集客するのは、楽天にお任せしておけばいいです。

楽天の企画に乗れば通常時の2倍から3倍の来訪が来るようになります。

バナーだけでもトップページに掲出しておけば、お客さまが来訪して商品が売れていきます。
中でも、スーパーSALEとお買い物マラソンは外せないイベントとなります。

スーパーSALE

スーパーセールでは、スーパーセールサーチという事前エントリーする企画が必ず動きます。

この企画には、通常販売している金額から10%以上の割引設定をするだけでエントリーできます。
一度エントリーができなかったことがあったのですが、エントリーできた時に比べ60%ほどの売り上げになってしまいました。

少しでもいいので、エントリーをお勧めします。

流石に50%OFFなどといった金額割引をすると大きな痛手となるので、楽天のECコンサルタントとうまく交渉してください。

何を交渉するかは、ここでの記載は割愛します。

お買い物マラソン

毎月1回から2回の頻度で開催されるお買い物マラソン、実はスーパーSALEより売り上げが上がることもある大型企画です。
お客さまは複数のショップで買い物をすることでポイント倍率が最大40何倍になるという企画で、ポイントを集めている顧客に非常に刺さる企画となります。

こういった企画と「買い回り企画」と呼びます。

この買い回り企画ですが、安いものを複数のショップで買おうというお客さまが多いので、1,000円以上の商品をまとめておくと、そこから売り上げが上がることがあります。
※買い回りの対象となるのが1,000円以上のため

ワンダフルデー

最近注目なのが毎月1日に開催されるワンダフルデーです。
楽天の検索順位のロジックがどうなっているかわかりませんが、どうも月単位でアルゴリズムの表示順が一部リセットされているような印象があります。

ワンダフルデーをなぜあげたのかというと、楽天の検索順位ロジックに商品の売り上げというものが寄与している可能性があり、そのリセットが毎月行われている疑いがあるからです。

月の前半に売り上げ獲得できると、その月全体で自社の商品の掲出順位が上がり、結果的に月全体で売り上げがよくなる。

そんな流れが見え隠れしているので、ワンダフルデーへの参加をした方がいいと考えます。
※確証はないですし、ロジックは簡単に変更されるので、注意してくださ。

その他の企画

企画に合わせた、フラッシュクーポンだったり、ポイントアップだったりが複合的に合わさり、他の企画が動いていますが流入に大きく影響を及ぼさないので、余裕があれば参加する程度で大丈夫だと思います。

ECコンサルタントが勧めてくる広告商材

もっとも注意しなければいけないのが、ECコンサルタントが勧めてくる、広告系のPR施策です。

過去、クリスマスの特集に参加し、200万円のバナー広告を購入したことがありますが、ROASで30%ぐらいだった記憶があります。

ECコンサルタントが勧めてくる広告は、よくてROAS100%いけばいい方です。
そもそも、楽天の広告の値段がこのぐらいの効果しか出ないようにコントロールされていると思います。

たまに、●万円で広告出せますよといったお得なものも混ざっていますが、実は半分以上は売れなかった広告を言い方を変え、手法を変えて売りに来ているだけだと思っています。

真っ先に飛びついたもん勝ち

ECコンサルタントが持ってくる広告で一番いいのは、「今度新しくこんな広告が始まりました」という類のもの。
これは、真っ先に飛びつくことをお勧めします。

最近効果がないと騒がれている楽天スーパーDEALも、始まった当初は顧客の目を引く非常に美味しい広告でした。

最近効果が高いといわれているのはRPP(楽天プロモーションプラットフォーム広告)と呼ばれるもので、過去は楽天CPC広告という名称でしたが、その頃はキーワードを設定し、あいまい検索などにも対応させていたり・・・。
現在はそんな煩わしいことは一切なしで、検索順位の上位に表示させるための広告となり、RPPと呼ばれています。

※RPPはショップによってはROAS50%なんて声も聞こえるので、あまり過信は禁物ですが・・・。

顧客も新しいものにアンテナが敏感で、継続しているものはだんだん感度が鈍ってきます。
このせいで、徐々に広告の効果が薄くなっていってしまうのだと感じています。

割引させたもん勝ち

楽天の広告はROAS100%です。

10万円の広告なら、売り上げが10万円ということになります。
そう、広告を買っただけで、楽天にお金と商品を渡している状態です。

なので、「この広告効果ありそうだな」と思っても、すぐに飛びついてはダメです。
2回目、3回目の広告案内が来てからECコンサルタントに連絡するようにしてください。

楽天のECコンサルタント=広告の営業マンです。

売れないと自分の成績が下がるので、締め切り間近に問い合わせして、やってみようかな程度の反応を見せると、ディスカウントすることも可能になります。

10万円の広告を4万円で購入し、10万円の売り上げが獲得できればROAS250%となります。
このぐらいの数字になれば、広告としても利用価値が上がってきます。

ECコンサルタントと上手に付き合って、このクライアントなら困った時に広告買ってくれると思われればしめたものです。

まとめ

まだまだ楽天の新しいサービスや、取り組み、効果のある施策などはあると思います。

まずは、モールの大型企画に形だけでも参加してください。

なんども書きますが楽天のECコンサルタントが進める広告は、ROAS100%=売り上げ=広告費です。

広告費で支払った分しか売り上げが上がらないと考えてください。
なので、ECコンサルタントと上手に付き合って、割引してもらいましょう。

そんなことを繰り返していくと、結果的に売り上げが上がります。

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